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ダダチケットをあきらめアップグレードを目指す(JAL・ANA)

例えば、JALやANAのマイレージで、2年半がんばって貯めてきたけれど、1万マイルまでしかいかなかった。または、4万マイル貯めてハワイ旅行を目指してきたけれど、3万しか貯まらなかった。そんなケース、よくあることです。あとちょっと~、つて場合はとくに悲しいですよね。

ノースウエスト(NW)やユナイテッド(UA)なら、とりあえず3年に1回マイルをかせいで、ゆっくり貯めていくこともできますが、期限の決まっているJAL、ANAの場合、3年後の正月には、最初の年に貯めたマイルはさようなら~。さあどうしましょ。

そんなときに活用してほしいのが「アップグレード特典」。エコノミーがビジネスクラスに、ビジネスクラスがファーストクラスになる特典です。このアップグレード特典のいいところは、片道だけでもOK、ということ。特典航空券の場合、片道分しかいらなくても往復分のマイル数が必要ですが、アップグレードなら、半分のマイル数で、片道だけ席をランクアップすることが可能です。

またまたハワイ旅行の例。日本~ハワイ間のタダチケットは4万マイル必要。でも3万マイルしか貯まらなかった、ということで「アップグレード特典」を使うとします。JALの場合、日本~ホノルル間のアップグレード特典に必要なのはタダチケットと同じ4万マイル。でも、片道だけ使うなら2万マイルでエコノミー席からビジネス席へ。これなら、3万マイル持っている場合に使えますね。

日本~ハワイのフライトは約6~8時間。で、時差が19時間だから、日本を昼頃出て、6~8時間飛行機に乗って着いたら、ハワイは出発日の早朝。飛行機の中でしっかり眠れた人はいいんですが、エコノミーは満席、団体ツアーに囲まれ、うるさくて眠れなかった……なんて不幸なケースだと、せっかくのハワイ初日、着いたときにはもおフラフラです。なのにホテルのチェックインは午後2時からなので、と、島内観光と称した免税店巡りにひきずりまわされ……、最悪なスタートです。

ということで、例えば行きをビジネスクラスにして、余裕のある席でグッスリ休み、ハワイで初日から遊べるように時差対策をする、または、帰りをビジネスクラスにして、ここできっちり休んで、次の日の仕事や、成田から家に帰るときの車の運転に備える、なんてこともできます。

飛行機を降りる時も、預けた荷物が出てくる時も、エコノミーよりビジネスのほうが先。やっぱりワンランク上の席っていいものですねえ。できることなら往復、アップグレードしたいものです。

ということで、タダチケットをもらうよりツアーで行った方が安い場合がある、南の島などへ旅行に行く場合、または、乗っている時間が長くて、狭い席だとエコノミー症候群が心配な遠方への旅行の際などは、あえてチケットを買って、マイルはアップグレード特典として傅つ事をおすすめします。

ちなみにJALの場合、アップグレード特典は片道1万マイルから。アップグレード特典を使う場合は自社便のみで、提携航空会社に乗る場合は使えません。ANAの場合片道1万2000マイルから。スター・アライアンス提携のルフトハンザやシンガポール航空などでも使えます。

国内線の場合は、JALの場合、アップグレードだけというのはなく、国内線の特典マイルである1万5000マイルプラス、片道分2000マイルでクラスJの席に。ANAには国内線での規定はナシ。国内線はアップグレードの対象ではないようです。

タダチケットもいいけれど、アップグレードで贅沢な空の旅を満喫するのもアリ。たとえ片道だけでも、優雅な気分を味わってみてはどうでしょうか?